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雉子の眸の かうかうとして 売られけり

雉子(きじ)の眸(め)のかうかうとして売られけり かとう・しゅうそん

売られ行く哀しみの雉子に人間が重ねられていることを読み取って下さい。
文語のかうかうは、煌々(こうこう)できらきら眸(め)が光っている様子、無気味です。
この句は句集「野哭」に所収、1945年の作品、作者40歳。
撃った人間と撃たれた雉、そしてそれを買う人間。加害者と被害者。まことに人の業の深さを感じます。作者はこの句の後、しばらくして「撃たれる雉子の目一瞬何を見し」を作っています。
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