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声に出して読みたい、覚えたい俳句

1.金亀虫(こがねむし) 擲(なげう)つ闇の 深さかな (高浜虚子)
 2.目出度さも ちう位なり おらが春           (小林一茶)
 3.ピストルが プールの硬き 面にひびき  (山口誓子)
 4.我と来て 遊べや/親の ない雀  (小林一茶)
 5.赤い椿 白い椿と 落ちにけり (河東碧梧桐)
 6.葡萄(ぶどう)食う 一語一語の 如(ごと)くにて  (中村草田男)
 7.行く春や 鳥啼き 魚の 目は泪           (松尾芭蕉)
 8.柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺       (正岡子規)
 9.春の海 ひねもすのたり のたりかな  (与謝蕪村)
10.冬蜂の 死にどころなく 歩きけり  (村上鬼城)
11.雪国や はつはつはつはつ 時計生き        (森澄雄)
12.古池や 蛙飛び込む 水の音  (松尾芭蕉)
13.万緑の 中や 吾子の歯 生えそむる  (中村草田男)
14.山路来て 何やらゆかし すみれ草  (松尾芭蕉)
15.雀らも 海かけて飛べ 吹流し  (石田波郷)
16.芋の露 連山影を 正しうす  (飯田蛇笏)
17.啄木鳥(きつつき)や 落ち葉をいそぐ 牧の木々  (水原秋桜子)
18.しづかなる 力満ちゆき ばつたとぶ         (加藤楸邨)
19.菜の花や 月は東に 日は西に        (与謝蕪村)
20.バスを待ち 大路の春を うたがはず  (石田波郷)
21.ひつぱれる 糸まつすぐや 甲虫  (高野素十)
22.五月雨(さみだれ)を あつめて早し 最上川  (松尾芭蕉)
23.分け入っても 分け入っても 青い山         (種田山頭火)
24.五月雨の 降りのこしてや 光堂  (松尾芭蕉)
25.降る雪や 明治は遠く なりにけり  (中村草田男))
26.夏草に 機関車の車輪 来てとまる  (山口誓子)
27.雪だるま 星のおしゃべり ぺちゃくちゃと  (松本たかし)
28.やれ打つな 蠅(はえ)が手を摺り 足をする  (小林一茶)
29.金剛(こんごう)の 露(つゆ)ひとつぶや 石の上 (川端芽舎)
30.咳(せき)の子の なぞなぞ遊び きりもなや   (中村汀女)
31.囀を こぼさじと抱く 大樹かな           (星野立子)
32.咳(せき)をしても ひとり                (尾崎放哉)
33.春風や 闘志いだきて 丘にたつ           (高浜虚子)
34.遠山に 日の当たりたる 枯野(かれの)かな  (高浜虚子)
35.夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡  (松尾芭蕉) 
36.秋深き 隣は何を する人ぞ  (松尾芭蕉)
37.星空へ 店より林檎 あふれおり  (橋本多佳子)
38.白牡丹と いふといへども 紅ほのか  (高浜虚子)
39.あをあをと 空を残して 蝶分かれ  (大野林火)
40.美しき 春潮の航 一時間  (高野素十)
41.降る雪が 親子に 言を もたらしぬ  (加藤楸邨)
42.冬菊の まとふはおのが ひかりのみ  (水原秋桜子)
43.鳥わたる こきこきこきと 缶切れば  (秋元不死男)
44.いなびかり 北よりすれば 北を見る  (橋本多佳子)
45.一点の 偽りもなく 青田あり  (山口誓子)
46.閑(しづか)かさや 岩にしみ入る 蝉の声 (松尾芭蕉)
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